多言語での判例事実概要からの法的関係性のグラフ可視化

大南, 英理, 宮西, 大樹, 前田, 航希, 栗田, 修平

言語処理学会第31回年次大会 (NLP2025) · March 2025

法的文書の理解には専門知識が必要であり、一般市民にとって大きな障壁となっている。本研究では、判例事実概要から法的関係性を抽出し、グラフとして可視化する手法を提案する。大規模言語モデルを活用して法的エンティティと関係性を抽出し、構造化されたグラフ表現に変換することで、複雑な法的関係を直感的に理解可能にする。多言語(日本語・英語)での評価実験により、提案手法が法的文書の構造を適切に把握し、可視化できることを確認した。法教育や法的アクセスの向上に貢献する技術として期待される。

BibTeX

@inproceedings{onami2025legalviz,
  author = {大南 英理 and 宮西 大樹 and 前田 航希 and 栗田 修平},
  title = {多言語での判例事実概要からの法的関係性のグラフ可視化},
  booktitle = {言語処理学会第31回年次大会 (NLP2025)},
  year = {2025},
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  address = {長崎}
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